人生とはなんなのか。
そして世界はなんなのか。
見て聞いて触れるものが脳に写し出した全てになっているのだから、人生とは自分1人で完結するものだ。
触れた感触は自分にしかわからず、
聞いた音も、目で見たものも自分にしかわからない。
目の見えない状態で生まれた人は視覚のない世界に生きている。
関係を持つ相手が、感情を持っているように見えていてももしかしたら感情を持っていない哲学的ゾンビかもしれないし、そうでないかもしれない。
しかしながらそれを確認する術もないし、多分哲学的ゾンビじゃないだろう。
でもそれを知ることができないのならば、人生は自分以外は勝手に動いているロールプレイングゲームだとも言える。